みのもんた ズバズバ紅白批判
2005年 12月 31日
大みそかのNHK「第56回紅白歌合戦」(後7・20~11・45)で司会を務めるみのもんた(芸証1部: 8057)が30日、東京・渋谷のNHKホールで行われた前日リハーサルで痛烈な“紅白批判”を展開した。あまりに無難な台本の進行内容に腹を立て、リハーサルからアドリブを連発。本番での“みの流”進行から目が離せなくなった。
みのが強烈な“紅白批判”を展開した。「司会をやるつもりできたんだけど、果たしてこれでいいのか、NHKさん!僕は相づち打ちにきたみたいだ」とバッサリ。「イメージと全然違う!」と不満をぶちまけた。
みのといえば1日5時間の生放送で鍛えた“スタジオまわしの名人”。だが、紅白では曲紹介が主で、いつもの“みの節”が全く発揮できない状態。「話ができない、というか話すところがない。舞台を進行させる技を出しようがない。歌には背景がある。もう少し物語が生まれるような司会がしたいんだ。単なる曲紹介じゃなくて」と味気ない紅白の台本に不満を漏らした。
さらに、みのは「一人じゃないし、時間の制約があるから難しいかもしれないけど…」としながらも「本番はこれじゃマズい」と“改革”を予告。リハーサルからもアドリブを連発し、本番の進行に含みを持たせた。
だが、肝心のNHK側は「一部で本人の長しゃべりもある。明日の本番になれば実感もこもると思う。台本がないとできないということを理解していただいているし、表現の問題でしょう」と全くの無視状態。みのはアドリブという“伝家の宝刀”を抜いて、NHKに対抗するしかない。
なお、みのは戦後60年コーナーで6メートルの宙づりにも挑戦。脊椎管狭窄症で来年1月4日に手術する腰に神経ブロック注射を打ってリハに臨んだ。「最初は怖かったけど気持ちいいね」と、こちらは体を張って紅白の視聴率アップを狙う。
(デイリースポーツより)
by ah-k3001v
| 2005-12-31 10:50
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